Colorkrewは、日本で取得しているMamoru PUSHのワンタイムQR認証の特許技術(特許 第6405071号)において、2020年3月17日、新たに米国で特許(特許 第10,594,485号)を取得いたしました。
QRコードを読み取ってワンタイムで認証
取得した特許では、QRを利用者の端末で読み取る「MPM(Merchant Presented Mode)」 の場合において、下記3点の特徴を持った認証技術である。
①偽造QRから利用者を守る高いセキュリティー
一定期間に一度しか使えない独自トークンを2種類使った技術と中間者攻撃の介在余地を防いだ技術によって偽造QRによる不正ログインができない認証技術を実現。
②入力レスな高いユーザビリティー
利用者は、ログイン時にIDやパスワードなどの認証情報を入手することなく認証が可能。
③もしもの時に備えた強制ログアウト
自身がログインしたくないタイミングで間違えてログインを許可してしまった際に、利用者の端末から簡単に強制ログアウトをすることが可能。
ご利用イメージ例
・アーケードゲーム筐体に
ユーザーアプリにMamoru PUSHのワンタイムOR認証を組み込み(または開発し)、画面に表示されたQRコードを読み取るだけで筐体へのログインが完了します。物理カードもカード読み取り機も不要になります。
・ホテルでのチェックインに
予約アプリに Mamoru PUSHのワンタイムOR認証を組み込み(または開発し)、フロントの端末でQRコードを表示し、お客様に読み取っていただくだけでチェックインが完了します。紙に記入していただく必要もなければ、アプリ側で多言語対応することで海外のお客様にも簡単にチェックインしていただけます。
・ポイント/会員システムをカードレスに
自社アプリに Mamoru PUSHのワンタイムOR認証を組み込み(または開発し)、実店舗での決済時にレジに設置した端末にQRコードを表示、お客様に読み込んでいただくだけでポイント管理が可能になります。
カード読み取り機の設置も不要ですし、お客様のカード忘れ時の対応も削減できます。
▪ダーツライブ社事例:https://mamoru-secure.com/push/case_dartslive.php
・他にも…
ドアにQRコードを表示できるタブレット等を連携し、施錠解除にも利用できます。
ビジネスユースではもちろん、会員制店舗などのロックにも利用可能です。
オフィスへのチェックイン(入館ゲート)にも利用できますし、ロッカー等にも応用可能です。
また、イベントのチェックインや、チケット代わりにも利用可能です。
今後の展望
今回取得した特許技術は、これまでの利用シーン以外にも様々なケースでの利用が想定できます。我々は今後もQRコードと認証技術を駆使し、世界のシゴトの仕方を変えるアプローチを推進してまいります。
<米国特許権の概要>
米国特許:第10,594,485号
発明の名称:認証のためのシステム、方法、プログラム、及びプログラムを記録した記録媒体
※弊社ではアプリケーション開発も承っておりますので、開発を含めたご相談も承ります。
※メーカー様からのご相談も承ります。協業・代理店制度もございます。
※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
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